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解説 · 約6分ネイルサロンに最適な空気清浄機の選び方|必要な理由と4つのポイント
監修:大滝良彦(VOC空気清浄機事業部 セールスエンジニア) 公開

ネイルサロンに空気清浄機が必要なのは、薬剤臭の軽減・お客様の快適さ・スタッフの健康という3つの理由からです。選ぶ際は、吸引力と集じん性能、稼働音、デザイン、フィルター交換のしやすさの4点を確認しましょう。
空気清浄機が必要な理由
薬剤特有の臭いを軽減するため
アセトンやエタノールなどネイル用薬剤の揮発性有機溶剤が空気中に広がると、あの「ツンとした臭い」が発生します。活性炭フィルターなどを搭載した空気清浄機なら、換気だけでは取り切れない臭い成分を吸着し、壁紙や家具への臭い移りも防げます。
お客様が快適に過ごせる空間を保つため
薬剤の強い臭いや施術中のネイルダストが舞っていては、リラックス空間として成立しません。空気清浄機が稼働していることは「衛生面に配慮している」という目に見える安心感にもつながり、リピート率の向上にも貢献します。
スタッフの健康に配慮するため
最も長く店内の空気を吸い続けるのは、そこで働くスタッフです。換気が不十分な環境では頭痛やめまい、アレルギー症状などのリスクもあるため、空気清浄機の導入は労働環境を整える福利厚生の一環でもあります。
失敗しない選び方4つのポイント
「ダストが吸い切れない」「音がうるさくて会話が聞こえない」といった失敗を避けるため、サロンの規模や施術スタイルに合わせて確認すべき4つのポイントです。
- 吸引力と集じん性能を確認する:目に見えないほど細かなネイルダストをしっかり吸い込む力が重要です。HEPAフィルターのような高性能な集じんフィルターに加え、薬剤の臭いを消す活性炭などの脱臭機能が強力なモデルが理想的です。
- 稼働音がうるさくないか:静かなリラックス空間や会話を大切にするサロンでは、稼働音が響くと雰囲気を損ねます。最大風量時のデシベル数と、日常的に使う「中」「静音」モードでの静かさを確認しましょう。
- サロンの空間に溶け込むデザインか:いかにも「家電」という存在感の強いものより、シンプルなフォルムやサロンのテーマカラーに馴染むモデル、コンパクトで置き場所に困らないタイプが向いています。
- フィルター交換がしやすいか:ネイルサロンはダストが溜まりやすくフィルターが汚れやすい環境です。交換頻度、予備フィルターの入手しやすさ、前面パネルを外すだけで交換できる構造かをチェックしておきましょう。
空気清浄機以外の臭い対策
空気清浄機だけでネイルサロン特有の強い臭いをすべて消し去るのは難しいのが現実です。換気の徹底、消臭剤の活用、ゴミの密閉管理、低臭タイプの薬剤への切り替え、窓が開けにくい店舗での発散防止抑制装置の導入まで、原因別の具体的なやり方は姉妹記事にまとめています。
よくある質問
ネイルサロンの消毒方法は?
スポンジ類は流水で洗い、汚れがひどければエタノール等で消毒します。タオルや布類は洗剤で洗浄後、蒸気消毒器で80℃以上10分以上加熱する「蒸気消毒」を行うのが基本です。
空気清浄機を1日つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?
最新の空気清浄機は省エネ性能が高く、機種や運転モードによりますが、標準的なモデルで1日あたり数円〜数十円程度が目安です。こまめに消すより、常に稼働させて空気を循環させ続けるほうが、サロン内の空気環境を安定してクリーンに保てます。
空気清浄機を置いてはいけない場所は?
湿気や水分量が多い場所は故障の原因になりやすく、高温になる場所は機器の変形や誤作動のリスクがあります。エアコンの直下も空気の流れを乱すため不向きです。壁から少し離し、空気の流れが良い場所に置きましょう。
一般的な空気清浄機で限界を感じたら
窓がない店舗や有機溶剤の臭いが強く気になる場合、一般的な空気清浄機だけではどうしても限界を感じることがあります。当社の脱臭・集塵装置は、ホコリではなく薬剤の揮発成分を吸着・除去することに特化した業務用設備です。工事不要で施術デスクの近くに置ける最小モデルBA100S(15kg)なら、既存のサロンにも設置しやすいサイズです。
VOC空気清浄機事業部 セールスエンジニア。有機溶剤・VOC対策の技術担当として、装置の選定から労働基準監督署への対応まで、現場ごとの相談に応じています。
お問い合わせ:y.otaki@belica.co.jp